更新日:2025/02/18

おすすめのテレワークブース5選を紹介します!

さまざまな働き方が認められ始めている中で、テレワークに力を入れている会社も増えてきています。またそれに伴ってWeb会議の導入をおこなっている会社も多く、リモートで多くのことができるようになってきました。

しかし、その一方でテレワークやWeb会議での環境に問題を抱える会社も多いそう。そこでオフィスにテレワークブースを設置し、環境の改善を図ろうと考えている経営者や担当者もいるようです。そんなテレワークブースですが

・そもそもテレワークブースとは?

・テレワークブースを導入するメリット

・どのような種類があり費用はどのくらいなのか

など、初めて導入するからこその不安や疑問も生まれやすいでしょう。そこでこのサイトでは、オフィスにテレワークブースを設置するメリットや方法などについて詳しくご紹介しています。

そのほかにも「テレワークブースの費用相場」「設置までの流れ」「テレワークブースの選び方」などについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。さらに効率よく働ける環境づくりをするために、このサイトを見てテレワークブースの検討をされてみてはいかがでしょうか。

Recommend

おすすめのテレワークブース5選

アイ・スペース / 株式会社樹サイン

ランキング1位の画像 引用元:https://www.ispace-itsuki.com/

おすすめポイント

  • point01

    オフィスに合うデザインやサイズへのカスタマイズが可能

  • point02

    自社工場生産なので見積りから納品までがスピーディー

  • point03

    中間マージンがかからずリーズナブルな価格で購入できる

自社工場で製作!柔軟なカスタマイズにも対応可能。

アイ・スペースは、株式会社樹サインが提供する、快適性と機能性を兼ね備えたテレワークブースです。自社工場で製作しており、見積もりから納品まですべての工程を自社で完結。


通常ブース、カスタマイブース共に最短1カ月から納品可能となっており、北海道から九州までスピード感を持って対応してくれます。また、デザインやサイズなどの要望に合わせたカスタマイズにも柔軟に対応可能で、質の高いワークブースをリーズナブルな価格で設置できます。

アイ・スペースの導入事例

  • 事例画像 引用元URL:https://www.ispace-itsuki.com/
    種類L MODEL
    収容人数最大6人
  • 事例画像 引用元URL:https://www.ispace-itsuki.com/
    種類XL MODEL
    収容人数最大8人
  • 事例画像 引用元URL:https://www.ispace-itsuki.com/
    種類S MODEL
    収容人数1人

アイ・スペースの基本情報

価格・Lusso.Ⅰ:記載なし
・Lusso.Ⅱ:記載なし
・S MODEL:記載なし
・M MODEL:記載なし
・L MODEL:99万円(税抜)
・XL MODEL:117万円(税抜)
保証1年間の保証期間あり
サイズ・Lusso.Ⅰ:幅1,000mm×奥行1,000mm×高さ2,200mm
・Lusso.Ⅱ:幅1,300mm×奥行1,000mm×高さ2,200mm
・S MODEL:幅1,080mm×奥行1,000mm×高さ2,338mm
・M MODEL:幅1,600mm×奥行1,375mm×高さ2,338mm
・L MODEL:幅2,300mm×奥行1,785mm×高さ2,338mm
・XL MODEL:幅2,600mm×奥行2,487mm×高さ2,338mm
会社概要株式会社樹サイン
埼玉県志木市上宗岡3-6-18

ビズブレイク / イナバインターナショナル株式会社

ランキング2位の画像 引用元:https://www.inaba-inter.co.jp/

おすすめポイント

  • point01

    高い吸音性能

  • point02

    スタイリッシュなデザイン

  • point03

    4つのラインナップ

ヤマハ株式会社とのコラボレーションにより高い吸音効果を実現

ビズブレイクは、ヤマハ株式会社とのコラボレーションにより、室内側を有孔仕様にすることで優れた吸音性を実現しています。

また、プロのデザイナーが監修したスタイリッシュなデザインが特徴で、より集中してリラックスできる快適な空間を構築しています。

ビズブレイクの導入事例

  • 事例画像 引用元URL:https://www.inaba-inter.co.jp/
    種類Biz Break
    収容人数1人
  • 事例画像 引用元URL:https://www.inaba-inter.co.jp/
    種類Biz Break 15minutes
    収容人数1人
  • 事例画像 引用元URL:https://www.inaba-inter.co.jp/
    種類Biz Break monju
    収容人数3人

ビズブレイクの基本情報

価格・Biz Break:136万円(税込)
・Biz Break monju:228万円(税込)
・Biz Break 15minutes / 30minutes:123万円(税込)/105万円(税込)
保証
記載なし
サイズ・Biz Break:幅1,311mm×奥行1,311mm×高さ2,320mm
・Biz Break monju:幅2,438mm×奥行1,529mm×高さ2,320mm
・Biz Break 15minutes / 30minutes:幅874mm×奥行880mm×高さ2,192mm/幅1,048mm×奥行936mm×高さ2,259mm
会社概要イナバインターナショナル株式会社
東京都渋谷区恵比寿西1-10-11 フジワラビル

テレキューブ / 株式会社ブイキューブ

ランキング3位の画像 引用元:https://jp.vcube.com/telecube

おすすめポイント

  • point01

    累計4000台以上の設置実績

  • point02

    サブスクリプションでの導入可能

  • point03

    短納期にも対応

累計4,000台以上の設置実績!

テレキューブはこれまでに累計4,000台以上の導入実績のあるテレワークブースです。公共機関でも多く採用されており、高い居住性と換気性能、そして安心の防音を備えています。また短納期にも対応しているので、急いでブースを設置したい場合にもおすすめでしょう。


お試し感覚で利用できるサブスクリプションでの導入も可能で、導入してからの稼働状況を見て正式導入をするかどうか判断する事ができます。

テレキューブの導入事例

  • 事例画像 引用元URL:https://jp.vcube.com/telecube
    種類スチール製 ソロ
    収容人数1人
  • 事例画像 引用元URL:https://jp.vcube.com/telecube
    種類スチール製 グループ2型
    収容人数4人
  • 事例画像 引用元URL:https://jp.vcube.com/telecube
    種類スチール製 グループ1型
    収容人数2人

テレキューブの基本情報

価格・ソロ(1人用):4万9,280円(税込)/月~
・グループ1型(2人用):8万2,280円(税込)/月~
・グループ2型(4人用):9万3,280円(税込)/月~
保証記載なし
サイズ・ソロ(1人用):幅1,200mm×奥行1,200mm×高さ2,315mm
・グループ1型(2人用):幅2,400mm×奥行1,200mm×高さ2,315mm
・グループ2型(4人用):幅2,000mm×奥行1,600mm×高さ2,315mm
会社概要株式会社ブイキューブ
東京都港区白金1-17-3 NBFプラチナタワー16階(受付)、17階

kolo(コロ) / 株式会社関家具

ランキング4位の画像 引用元:https://www.sekikagu.co.jp/kolo/

おすすめポイント

  • point01

    豊富なカラーバリエーション

  • point02

    おしゃれと機能性を兼ね備えたスペース

  • point03

    短時間での組み立てが可能

家具の総合商社が提案するおしゃれで快適なテレワークブース!

KOLO(コロ)は数多くのブランドの家具などを扱う関家具が提供しているテレワークブースです。遮音性や吸音性に優れた防音設計のほか、集中しやすい環境を作れるファンや照明も特徴でしょう。


カラーバリエーションが豊富でデザインもスタイリッシュなので、オフィスにピッタリのブースを設置することができるでしょう。また短時間での組み立ても可能な設計なので、設置時にスペースを占有する心配もありません。

KOLO(コロ)の導入事例

  • 事例画像 引用元URL:https://www.instagram.com/kolo_sekikagu/
    種類KOLO Duo
    収容人数最大4名

KOLO(コロ) の基本情報

価格・Solo:145万2,000円(税込)~
・Midi:242万円(税込)~
・Duo:363万円(税込)~
保証記載なし
サイズ・Solo:幅1,000mm×奥行1,000mm×高さ2,264mm
・Midi:幅1,600mm×奥行1,220mm×高さ2,264mm
・Duo:幅2,200mm×奥行1,220mm×高さ2,264mm
会社概要株式会社関家具
【東京支店】
東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル9F 15区画

one-bo(ワンボ) / 株式会社プラザクリエイト本社

ランキング5位の画像 引用元:https://www.one-bo.com/

おすすめポイント

  • point01

    Zoom共同開発

  • point02

    圧倒的な低価格

  • point03

    カラーや柄、ロゴのラッピング可能

Zoomとの共同開発の防音仕様製品!

one-bo(ワンボ)は、Web会議のツールZoomとの共同開発で生まれたテレワークブースです。圧倒的な低価格と個室空間をより演出してくれるスマートガラスなど、導入したくなるような魅力にあふれているでしょう。


また別料金でブースをラッピングすることができ、思い通りのカラーや柄、ロゴなどを実現することができるのも特徴です。オフィスでのWeb会議時の音問題や情報漏えいなどの問題を解決してくれるでしょう。

one-bo(ワンボ)の導入事例

  • 事例画像 引用元URL:https://www.one-bo.com/user/
    種類One-Bo Plus SingleTYPE
    収容人数1人
  • 事例画像 引用元URL:https://www.one-bo.com/user/
    種類One-Bo 1.20
    収容人数1人
  • 事例画像 引用元URL:https://www.one-bo.com/user/
    種類One-Bo Ciel
    収容人数1人

one-bo(ワンボ) の基本情報

価格・One-Bo 1.00:記載なし
・One-Bo 1.20:記載なし
・One-Bo Plus Double Type:記載なし
・One-Bo Plus Single Type:記載なし
・One-Bo Ciel 1.00:53万5,700円(税込)
・One-Bo Ciel 1.20:59万700円(税込)
・One-Bo Acoustic:33万935円(税込)~
保証1年間の保証期間あり
サイズ・One-Bo 1.00:幅1,000mm×奥行1,000mm×高さ2,095mm
・One-Bo 1.20:幅1,200mm×奥行1,200mm×高さ2,095mm
・One-Bo Plus Double Type:幅2,000mm×奥行1,060mm×高さ2,250mm
・One-Bo Plus Single Type:幅984mm×奥行984mm×高さ2,250mm
・One-Bo Ciel 1.00:幅1,000mm×奥行1,000mm×高さ2,095mm
・One-Bo Ciel 1.20:幅1,200mm×奥行1,200mm×高さ2,095mm
・One-Bo Acoustic:3タイプあり
会社概要株式会社プラザクリエイト本社
東京都中央区晴海1-8-10 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX棟 27階

one-bo(ワンボ)の口コミや評判

One-Bo Plus購入の大きな決め手は 「サイズ感」と「遮音性」 (株式会社マネーフォワード 京都支社 京都開発拠点)
One-Bo Plus購入の大きな決め手は2つあります。1つ目は、「サイズ感」です。One-Bo Plusは幅・奥行共に1m以下ですが、室内に入ってみると、ゆったり座ることが可能です。2つ目は、「遮音性」です。一般的な会議室でも、大きな声で話すと音漏れはあると思うので、求めている性能のボックスはないだろうと考えていました。ですが、ショールームにて実機を体験したところ、One-Bo Plusの「遮音性」の高さに驚きました!まさに私たちが求めているボックスでした。
引用元:https://www.one-bo.com/
One-Bo Acousticの吸音性能の高さに驚き (新日本印刷株式会社)
導入前はサイズ感と導入のしやすさでパーテーションタイプのOne-Bo Acousticを選択しましたが、実際に利用してみて思いのほか吸音ボードの性能が高かったことに驚きました。声も気にならなくなり、オフィス内でそれぞれの業務に集中することが出来るようになりました。また、デザインも気に入っています。シンプルで事務所に置いても圧迫感が無く、とても馴染んでいます。
引用元:https://www.one-bo.com/
Text Contents

テレワークブースについて

オフィス内にテレワークブースを設置してほしい?アンケート調査しました!

リモート業務が増え社内環境の整備の必要性を感じながらも、本当にテレワークブースの設置で改善できるのか疑問に思われているのではないでしょうか?

そこで今回、一般の方に向けてテレワークブースに関するアンケートを行い、意見を聞いてみました。

はじめに、Web会議などを行っているときに周囲の音が気になるか質問しました。

questionnaire_01

アンケートの結果、「気になる」が46%、「気にならない」が54%となりました。周囲の音が気になっている方が半数以上いるというのは問題ですね。集中力が低下し、Web会議の内容がなかなか頭に入ってこないという方もいらっしゃると思います。

また、黙々と取り組みたい作業がある場合、周囲の音が気になると業務効率が悪くなってしまうでしょう。気にならないと回答している方も本人に自覚はないかもしれませんが、パフォーマンスの質が落ちていると思われます。

次に、現在働いているオフィス内にテレワークブースを設置してほしいと感じているのか聞いてみました。

questionnaire_02

「はい」が45%、「いいえ」が55%という結果になりました。やはり、テレワークブースを導入すれば周囲の音の問題が解決すると考えている方が多いようです。また、遮音性や防音性が高いテレワークブースを利用すると、Web会議で話している内容が外に漏れるのを防げるため、安心して働くことができます。

環境に関して余計な心配をする必要がなく、話の内容に集中できるでしょう。テレワークブースは、社員の業務効率改善に大きく役立つのです。

テレワークブースは大きな工事をしなくても手軽に個室を設置でき、導入しやすくなっています。さまざまなサイズや種類、費用のものがありますので、当サイトを参考に自社にぴったりのテレワークブースを探してみてください。

テレワークブースとは?個室ブースの需要が増加している理由

top1

まずはテレワークブースについてのさまざまなご紹介をする前に、テレワークブースがどのようなものなのかをご説明していきます。また需要が加速している理由も見ていきましょう。

テレワークブースとは

テレワークブースはWeb会議などをおこなう際に利用する個室ブースのことで、ほかにワークブースや集中ブース、防音ブースなどと呼ばれることもあります。周囲の騒音を軽減してくれる効果や、周囲から見られることを防げるため快適に会議をおこなうこと、そして情報漏えいを防止することにも大きな効果を発揮してくれます。

また会社によっては集中できる個人作業のスペースとして用いられることもあり、周囲の会話や目線を遮断し集中して仕事がしたいという場合にも役立つでしょう。完全に個室になるものから簡易的な仕切りのようなものまで、さまざまなタイプがあるのも特徴で、近年多くのオフィスで導入され始めているのです。

テレワークブースの需要が高まっている理由

テレワークブースが最近になって多くの注目を集めているのは、働き方改革などによってさまざまな場所や環境での働き方が認められてきたことが背景にあるようです。そしてこの変化に伴いWeb会議を導入する会社も増えました。

しかし、その一方で仕事の内容や性質上出社しなければならない会社もあり、すべての人が自宅や環境の整ったコワークスペースを利用できるわけではありません。そこで注目され始めたのがテレワークブースなのです。個室で周囲の騒音を軽減してくれるため、社内が騒がしい環境であっても気にすることなく会議に集中できるでしょう。

また多くの人が行き交う社内で、機密情報などを扱うWeb会議をおこなうのは情報漏えいなどの面から避けたいと考える会社もあります。そういった場合でも個室のテレワークブースなら、人目を気にせず情報漏えい防止を徹底したWeb会議が実現できるでしょう。

このような昨今のさまざまな事情からテレワークブースは急速に需要が高まっており、導入を検討している会社も徐々に増えつつあるようです。

POINT

テレワークブースでは個室でWeb会議や仕事が可能

働き方の変化に伴い需要が高まっている

テレワークブースを導入するメリット

top2

これからテレワークブースを導入する企業や経営者、また担当者の中には設置してメリットがあるのだろうかと不安を感じる方もいるでしょう。ここでは、テレワークブースを導入することで得られるメリットについてご紹介していきます。

防音性が高い

すでに何度かご紹介していますが、個室ブース型のテレワークブースは防音性が高いのが大きな特徴のひとつです。周囲の音を低減してくれるのはもちろん、自分が話している声が周囲に漏れるのも防いでくれるため機密性の高いWeb会議にも向いています。

もちろん換気の機能や照明もついているので、長時間の会議でも問題なく快適に仕事をおこなうことができるでしょう。周囲の音に邪魔されることなく会議に集中できる、周囲への配慮をしなくても話すことができるというのはストレスの軽減にも繋がるはずです。

会議室との使い分けができる

オフィスによってはもともと数人から数十人で会議ができる会議室を設けている場合もあります。しかしWeb会議の場合は1人でおこなうため、大きな会議室を使う必要はありません。また、1人で会議室を占拠して他の人が利用できないのも問題です。

さらに来客時などの調整もおこなわなければならないので、Web会議で会議室を使うことに神経をすり減らしてしまう人もいるでしょう。しかしテレワークスブースなら1人で気軽に利用することができ、来客時などの調整も不要です。もともとの会議室を有効に活用することもできるため、そういった面でもメリットとなるでしょう。

オフィスをそのまま利用できる

新しくWeb会議用のスペースを作る場合、オフィスの改造が必要になってしまいます。照明や換気、また防音性などを考えると多くの工程が必要でそれなりに費用もかかってしまうでしょう。

しかしテレワークブースを導入すれば、始めから個室として完成されているため、すぐに設置して会議室を増やすことができるのです。もちろんオフィスのレイアウト変更などは必要になる可能性がありますが、新たに作り変えることを考えれば負担は小さなものでしょう。

生産性の向上

テレワークブースはWeb会議だけのために利用するものではありません。自分のデスクでは集中して仕事ができないとき、機密情報を扱うためできるだけ人に見られたくないときなどにも活躍してくれます。

集中して仕事ができることで、生産性が向上し効率よく仕事ができるという人もいるでしょう。このようにオフィスで仕事の弊害になり得ることをカバーしてくれるのも、導入するメリットです。

POINT

機密性の高い会議を安心して行える

会議室の有効活用や仕事の生産性向上に繋がる

テレワークブースの種類

top3

テレワークブースは個室になっているもののほかにも、さまざまな種類があります。オフィスの環境や導入する場所などによっても使い分けることができるでしょう。ここではそんなテレワークブースの種類についてご紹介します。

クローズ型(フルクローズ型)

床と天井、そして4面の壁がすべて囲われているのがクローズ型、またはフルクローズ型と呼ばれるタイプです。完全に箱型なので、換気機能や照明なども備わっており遮音性や吸音性がもっとも高いタイプでしょう。

そのため周囲の音や情報が周囲に伝わるのを防ぐことができ、機密性の高いWeb会議や重要な商談の際に向いています。もちろん工事は不要でそのまま家具のように設置できるため、用意するのは場所のみでOKでしょう。

セミクローズ型

クローズ型と同じように4面の壁に囲まれながら、天井だけオープンな状態になっているのがセミクローズ型のブースです。照明や換気などの機能がついていない分、クローズ型よりも安価で設置できるのが特徴です。

壁がある分周囲の音を低減してくれる機能がありますが、クローズ型に比べると防音性能は劣ってしまいます。そこまで騒がしいオフィスでない場合は、このタイプのブースでも問題なく利用できるでしょう。

オープン型

テレワークブースの中でもっともミニマム、そして簡単に設置できるのがオープン型です。3面の壁がパーティションによって囲われ、1面はオープンな状態になっているため個室感がありながらもブースの外の人とコミュニケーションを取りやすいのが特徴でしょう。

周囲の音をある程度低減できることや、スタッフの管理がしやすいことからテレオペのような職種には最適な形状だといえるでしょう。ただし多くの雑音がある場所では周囲の音が入ってしまったり会議の音が聞こえてしまったりするので、機密性の高い会議や商談などには向いていないようです。

最適な物を導入しよう

このようにテレワークブースには大きく分けて三種類あります。職種やオフィスの環境によってどのブースが最適なのかは異なるので、よく吟味して導入しましょう。また大きさも1人用~4人用などさまざまです。どのような使い方をするのかによって、導入すべきタイプも大きさも変わるので事前にしっかりと確認してください。

POINT

テレワークブースの環境は3種類ある

最適な種類や大きさをしっかりと吟味しよう

テレワークブース設置にかかる費用相場

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導入する際に多くの方が気にするのが、価格ではないでしょうか。おそらく費用面がネックになって、導入をためらう方もいるかもしれませんね。テレワークブースは出来上がった状態で運び込まれてくるため、比較的費用を抑えられるのが特徴です。

メーカーやブースの種類、また大きさなどによっても価格は変動します。1人用のブースで個室タイプではなくパーテーションのような簡易的なものであれば数万円、個室で防音性能が高く数名入れる大きな物になると100万円程度する場合もあるようです。

1名用のブースの場合、幅、奥行きで約1m、高さ2m程度のスペースが必要になってくるので価格とあわせて確認しておきましょう。またブースの大きさもメーカーによって若干変わるので、大きさやデザイン、また価格を比較してオフィスに最適なテレワークブースを見つけてみてください。

POINT

価格はメーカーや大きさ、種類によって異なる

価格と併せてデザインなども比較しよう

テレワークブース設置までの流れ

top5

簡単に導入できることでもテレワークブースは注目されていますが、それは実際どれほどのものなのでしょうか? ここでは、設置までの流れをご紹介していきます。

問い合わせ~見積もり

まずは各メーカーにテレワークブースについてのお問い合わせをおこないます。その後電話やWeb、または直接訪問などをしてもらい、どのような使い方や設置をしたいのか詳細を伝えます。そのヒアリング内容をもとに見積もりを作成してもらい、実際にかかる費用などを確認

して検討しましょう。

スペースなどで不安を抱えている場合は、できれば直接訪問してもらい現在のオフィスの状況などを確認してもらうと安心

です。その際にエレベーターや階段の状況なども伝え、搬入可能かどうかも確認しておきましょう。

発注~制作

見積もりの内容に納得できたら発注します。必ず納期や製品の仕様などについても確認

しておきましょう。また最終確認として、確保しておかなければならないスペースのサイズなども確認してください。

その後発注したブースがメーカーに届き、そこで組み立てをしてもらいます。商品やサービスによっては納入先のオフィスで組み立てをする場合も

あります。

納品

完成したブースを指定の場所に運び込んでもらいます。運び入れる際に十分なスペースを確保しておくとスムーズです。事前に搬入経路を確認しておき、必要であればレイアウト変更などもしておきましょう。納品されたら早速Web会議や集中ブースとして利用することができます。

POINT

見積もり時にサイズなど仕様もしっかり確認しよう

納入できるスペースを確保できるかもチェック

テレワークブースを設置するにあたって事前に確認すべきこと

top6

簡単に導入や設置ができるため検討されている会社も多いテレワークブースですが、導入にあたって事前に確認しておくべきこともあります。ここではそのポイントをご紹介させていただきますので、ひとつずつチェックしていきましょう。

目的を考える

まずは、テレワークブースをどのように利用する予定なのかをしっかりと確認しておくことが大切です。Web会議用のスペースとして利用したいのなら防音性が高いクローズ型、簡易的な集中ブースとして利用したいのならオープン型など目的によって選ぶべき種類が変わるからです。

無駄に設置しないためにも、また社員のニーズに応えるためにも導入後の利用イメージをしておくと間違いないでしょう。天井付きのブースの場合、ビルによっては消防への届け出が必要な場合もあるそうなので、事前に管理会社に相談しておくことも忘れないようにしてください。

設置スペースの確保

とくにクローズ型やセミクローズ型の場合は、折りたたみなどのできない箱型のボックスを設置するためスペースの確保は必須です。ドアの開閉なども考えなければならないため、ギリギリにデスクや棚などが置いてある場所でも利用は難しい場合があります。

現在のオフィスのレイアウトで問題なく設置できるスペースを確保できるか、またレイアウト変更をした場合に通常のデスクの利用が不便にならないかなどを考えてスペースを確保しましょう。

テレワークブースのサイズ

テレワークブースは1人用のサイズから、4名程度まで利用できる大型のサイズのものまであります。完全に1人で利用するためだけに設置するのなら1人用のブースをいくつか導入すればいいですが、簡易的な会議室のような役割も考えているのなら大きいサイズも検討するべきでしょう。

もちろんサイズが大きくなるごとに価格も上がっていくので、予算内に収まるかどうかを見積もりの段階でしっかりと確認しておきましょう。

搬入可能かどうか

基本的にテレワークブースは組み立てられたものが運び込まれてきます。そのため1人用のブースを導入する場合でも、1m×2m程度の幅が必要となってきます。さらに素材によっては重量が350kg以上になる場合もあるので、階段のみしかないオフィスの場合でも搬入可能なのかどうかを確認しておきましょう。

また入り口だけではなく室内に入ってからの経路も確保しておく必要があります。デスクなどが邪魔で設置場所まで運び込めないということのないよう、設置場所までも十分なスペース確保できるか事前に確認しましょう。

POINT

目的やサイズを確認し、最適なものを選ぼう

申請が必要だったり設置条件に満たない場合もある

テレワークブースの選び方

top7

最後に、テレワークブースを選ぶ際のポイントについて見ていきましょう。オフィスの形状や状況によっても選ぶ基準は変わる場合がありますが、初めての導入で何からスタートすればいいかわからないという方はぜひ参考にしてみてください。

防音性・遮音性

Web会議や面接、また商談などで利用する場合であれば防音性や遮音性が高いことが必須です。クローズ型のブースなら基本的に防音性や遮音性は高くなりますが、同じ製品でもグレードなどによって性能が異なる場合があるので注意が必要です。どの程度の音をシャットアウトしたいのかを事前に相談し、最適なブースを見つけてください。

換気

密閉するタイプのクローズ型ブースは、十分に換気されるかどうかを確認することも大切です。とくに長時間使う可能性がある場合は、換気の性能を重視して選ぶようにしましょう。セミクローズ型やオープン型の場合は換気についてはとくに気にする必要はなさそうです。

抗菌

さまざまな人が入れ代わり立ち代わり利用する可能性が高いので、できるだけ抗菌仕様のものを選ぶとよいでしょう。もちろん別途消毒や清掃はこまめにする必要がありますが、そもそも抗菌になっていればより利用者が安心して使うことができるはずです。

建築基準法・消防法

テレワークブースは、建築基準法と消防法を守らなくてはなりません。クローズ型やセミクローズ型を導入する場合は、この2つの法律に抵触しないものを選ぶ、またはそういった部分のサポートをしてくれるメーカーのものを選ぶのがおすすめです。

建築基準法ではブースを設置することにより居室空間の面積が変更になることによる影響が問われることになります。消防法では壁と天井で囲われているブースが居室、天井がないブースは家具とみなされます。居室とみなされる場合はスプリンクラーや自動消火装置などが必要とされる場合があるため、不安な場合は購入前に自治体や管理会社に相談したほうがよいでしょう。

素材

本体がどのような素材で作られているかも選ぶ際のポイントになります。たとえば色が同じでも素材が違えばその印象や雰囲気は大きく変わります。オフィス家具と同じような感覚で長く使える見た目のものを選ぶようにしましょう。

費用

素材や防音性・遮音性によって費用は大きく変動するようです。同じような形や色でも数万円から十数万円という差が生じる場合もあるので、予算に見合った費用で購入できるものの中から選びましょう。万が一導入後に利用者が少なく導入した効果が見込めなかった場合の事を考え、まずはお試しで導入しやすい費用のものを選ぶのもおすすめです。

POINT

Web会議用なら防音性や遮音性の高いものを選ぼう

法律対策として事前に自治体や管理会社に相談しよう

テレワークブースを導入するなら、防音性・遮音性に優れたものを選ぼう!

これからますます需要が高まっていくであろうテレワークブース。Web会議や商談が一般的になってきている昨今では、社員の生産性を向上させるためにも早めの導入がおすすめです。またそういった利用をするのなら、防音性や遮音性の高いタイプを選びましょう。

もちろん簡単に購入できる価格ではありませんが、導入することによるメリットも大きいため前向きに検討してみてください。まずはさまざまなメーカーのブースを比較し、どれが最適なのかをチェックしてはいかがでしょうか。

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【その他】テレワークブース一覧

  • REMUTE(リミュート)
  • AdvaNceD IoTテレワークブース
  • PRIVATE BOX(日東工業)
  • EDOブース
  • テレキューブ AIR by アイリスチトセ
  • アットスペース
  • CLAS(クラス)
  • オフィスコム
  • Raku Meet(ラクミート)
  • CAP-CELL(株式会社内田洋行)
  • サンワサプライ株式会社
  • 日立テレワークブース
  • トッパンテレワークブース
  • CocoDeskの口コミや評判
  • ダンボール製折りたたみ式ブースの口コミや評判
  • PERSONALBOOTHの口コミや評判
  • Massimoの口コミや評判
  • EasyBoothの口コミや評判
  • C-Boothの口コミや評判
faq

【FAQ】テレワークブースに関するよくある質問

  • Q 換気するシステムはありますか?
    A 搭載されているブースが非常に多いです。ブース内の空気と外気を常に循環させることで換気をします。
  • Q 長時間使用した時の暑さが気になります。
    A ブース内に換気ファンが装備されていることが非常に多いですが、それだけだと暑さ対策としては不十分な場合もあります。
    その場合は、空気清浄機の設置がおすすめです。空気清浄機を設置することでブース内の空気が流れ、送付効果となり涼しくなります。
  • Q テレワークブースを移動しやすいように可動式にしたいのですが、タイヤを取り付けることは可能でしょうか。
    A オプションとして、レベル調整機能付きキャスターを取り付けることができる場合があります。キャスターを取り付けることで、テレワークブースを1人で用意に移動させることができます。
  • Q 設置にあたって必要な消防署やビルの管理会社との打ち合わせ、各種許可申請等に関する手続きのサポートはしてもらえますか?
    A 消防署への各種申請書類(配置図・各種図面・消防設備計画書・特例申請書等)の作成支援や手続きのサポート、ビル管理会社への各種申請書類制作支援や搬入設置に関する管理会社との直接の打ち合わせもしてもらえることが多いです。
  • Q 設置後にレイアウトを変更することはできますか?
    A 消防署やビルの管理会社に対して、許可を得て設置をしているため、レイアウトを変える場合には再度消防署やビルの管理会社に対して事前確認が必要です。
    必ず事前確認をした後、レイアウトの変更をしましょう。
  • Q 保証期間はありますか?
    A 保証期間を定めている会社が多いです。気になる方はぜひ確認してみてください。
  • Q オフィスを移転する場合はどうしたらいいですか?
    A 会社によっては、テレワークブースの移設サポートを行っています。サポート内容や費用は会社によって大きく異なりますので、気になる方はぜひ一度確認してみてください。
  • Q 保証期間が過ぎた後に故障した場合の修理費用を教えてください。
    A 故障時には、状況をしっかり確認し、個別に見積もりをしている場合が多いです。もしもの時はすぐ連絡をしましょう。
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